大学受験ガイドロイヤルナビ

東大・京大・阪大・神大などへの現役合格生を輩出している研伸館(現役高校生対象大学受験指導塾)が発行している大学受験ガイド

大学入学共通テスト、問題はどう変わる?(2020.05)

f:id:up-edu:20200422125026j:plain

 

※こちらの記事は、2018年11月に実施された試行調査を元にしたものです。

 2020年度入試まで行われてきた「大学入試センター試験」に代わり、2021年度入試から「大学入学共通テスト」がスタートします。

各国公立大学の詳しい入試要項はまだ出そろわない(2020年1月末時点)ですが、
「共通テスト」は各国公立大学入試において相応の重みをもつことになるでしょう。

「共通テスト」は文部科学省が「学力の3要素」で標榜する
「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」を問う、新しい入試を目指すものです。

志望校合格のためにこのテストをしっかり乗り越えるには、このテストにふさわしい学習を積むことが求められます。

研伸館では、2018年に実施された試行調査問題をもとに、問題の特徴を教科毎にまとめ、「共通テストにどう挑むか」を分析し、授業を行っています。

【Pick up!】大学入学共通テスト 試行調査(プレテスト)から見る問題の特徴[英語]

英語は無機的な問題設定から有機的な問題設定へ

筆記

(1)個別の知識問題の消滅

受験英語の記述試験では伝統的に長文読解と共に、個別の知識力が問われる発音・アクセントや文法・構文に関する問題が出題されていましたが、
このテストでは読解に関する内容を問うものばかりで、知識だけで解ける問題が出題されなくなったのが最大の特徴の一つと言えます。

 (2)事実と意見を区別して解答する問題

試行調査では事実のみではなく、意見を織り交ぜた内容が出題されています。
これは本文を読みながら書かれている内容を抜き出すだけではなく、その内容がどういうトーン、つまり事実(客観)なのか意見(主観)なのかというニュアンスを読み取る力が必要とされるので、より正確な読み取りの判断を求められます。

(3) 一つの問いに対して複数解答を求める問題

このテストでは各問いに一つの答えを選ばせるものだけではなく、答えを複数個(しかも正解の数が分からないものを)選ばせる問題が出題されます。
一つでも間違えると0点となるので、より正確な情報の読み取りと、その読み取った情報と選択肢との正しい照合が必要となるので、当てずっぽうでたまたま正解するという可能性が低くなるという意味でも本当の理解力を試すものとなります。 

※2018年の施行調査に基づく情報です。変更となる可能性もございます。

 

リスニング

(1) 難易度の順列化

このテストではCEFR レベルA1~ B1に基づいて問題が設定されており、順に難易度が上がっていくように問題が設定されているのが特徴の一つと言えます。
第1~3問まではA1およびA2レベルで、第4問以降はほぼ全てにおいてB1レベルとなります。
これはリーディングにもほぼ同じことが当てはまります。

 (2)英文が読まれる回数の違い

第1~3問までは英文が2回読まれますが、第4問以降は英文が1回しか読まれません。
また比較的内容が理解しやすい前者のパートが2回読みで、内容的にも難易度が上がる後者の方が1回読みであるということが、このテストを難化させる最大の特徴の一つと言えます。

 (3)選択肢を複数回使用させる問題

従来なら一つの問いに対して、通例4つ(あるいは5つ)の選択肢が存在し、一つの問いに対して一つを選ばせるパターンである程度は統一されていましたが、
このテストでは同じ選択肢を複数回使用することを認める問題が出題されています。

 

研伸館では…

このような分析を元に、講師が作成したオリジナル教材で実力養成を行っていきます。高3生対象の「共通テスト講座」では、共通テストで出題が予想される形式の問題に触れながら、求められる「思考力・判断力・表現力」を身につけていきます。
表層的な知識やテクニックを教えるのではなく、深く理解することでどんな角度から問われても必要な形で知識を取り出し答えられるようになることを心がけ、指導していきます。
また、高1・高2の授業の中でも、「本質的な理解」を通じて、将来共通テストに対応できるようになる力を身につけていきます。

 

【Pick up!】大学入学共通テスト 試行調査(プレテスト)から見る問題の特徴[数学]

数学は知識・テクニック偏重から思考力を問う出題に  

対話形式・複数の解法を考える問題

証明問題や複数の解法がある問題について対話形式で議論が行われており、解決過程を考察する問題が出題されています。問題を解くには長文の「読解力」も必要です。
それに加えて何が問われていて、どのような解法を用いるかといった「思考力」や「判断力」が必要になります。
センター試験のように、「この問題はこの解法」といった安易な暗記や受験テクニックでは対応しにくくなっていることが分かります。 

身近にあるもの・定理の証明を題材とした問題

「三角比と階段の蹴上げ・踏面」、「対数ものさし」といった身近にあるものを題材とした出題がありました。現実の事象を数学を用いて表現したり、問題解決の手段として数学を利用するもので、この他にも得られた結果を元の現実の事象に戻してその意味を考えるという問題も出題されています。
また、定理・公式や用語についての探求・考察も出題されており、従来の求値問題からは大きく変わった傾向であると言えます。

 

研伸館では…

このような分析を元に、講師が作成したオリジナル教材で実力養成を行っていきます。高3生対象の「共通テスト講座」では、共通テストで出題が予想される形式の問題に触れながら、求められる「思考力・判断力・表現力」を身につけていきます。
表層的な知識やテクニックを教えるのではなく、深く理解することでどんな角度から問われても必要な形で知識を取り出し答えられるようになることを心がけ、指導していきます。
また、高1・高2の授業の中でも、「本質的な理解」を通じて、将来共通テストに対応できるようになる力を身につけていきます。