センター試験利用方式
年々この方式の利用が増加しています。この方式の合否判定には2タイプあります。
①センター試験の得点だけで判定されるタイプ。(センター試験利用入試の多くはこのタイプです)
②センター試験の得点の他、2次試験として面接や小論文が課されるタイプ。
センター試験利用方式は一般入試より難しいと言われる部分があります。特に難関私大では、文系で数学を課すなど、国公立大学と同じような選抜形式をとっています。
日程
4月~7月末:選抜実施要項発表
来春の正式な募集人員、入試方式ごとの入試科目・配点が示されます。その資料は各大学が高校の進路指導室に送付している場合も多いですが、直接取り寄せることもできます。『Royal Navi』など秋刊行の受験情報誌にも掲載されます。
7月~:「募集要項」発表・配付開始
大学が高校の進路指導室に送付している場合も多いですが、直接取り寄せることもでき
ます。問合せ先は、各大学のホームページにも掲載されています。出願関係書類の入っ
た受験案内は、各大学より11月以降に配付されます。
1月~:出願
後期(3月)入試については、2月・3月に出願する大学もあります。センター試験利用入試の受験料は1校(1大学1学部)15,000円程度です。
入試科目
センター試験利用入試を行う場合、多くは大学独自の個別試験を行わず、センター試験の得点のみで合否を判定します。また試験科目は一般入試と同じ2~3科目がほとんどです。(ただし、個別試験の併用や、教科数の増加を行うなど大学ごとに多様化が進んでいるので注意が必要)