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大学入学共通テスト試行調査【倫理】

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センター試験とのちがいは?

出題傾向としては、倫理用語の暗記だけでは得点につながらないような具体例を多用する出題、会話文形式やグラフの読み取り問題が増えています。題材も多様化しており、「発表する」という設定で自ら選択した用語に対して正しいものを選ぶ問題、 研究レポート形式の出題(公立高校入試問題形式の発展形)、説明の手順の整序問題の出題など、日常的な場面設定における文章資料が見られました。また設問形式の面においても、答えが一つとは限らない問題、16通りの組合せ問題、第1段階で倫理用語・第2段階で説明を選ぶ組合せ問題(第1段階での誤答により、次の正解に到達しない)などという、従来にないタイプのものが見られました。

特徴的な問題をピックアップ!

皆の前で課題について「発表」するという前提で、「自分の発言」の中身であるテーマを倫理に関係する4つの用語から選びます。それに続く設問では、自分の選んだ用語についての正しい説明を4つの中から選択していきます。ただし「発言」という形なので、教科書で習った通りの表現は適用できないものとなっています。なお、4つのどの文もいずれかの選択に対する正解で、誤文そのものが存在しない形式であることが特徴的といえます。対策としては、できうる限りの用語の理解とその具体的事例のイメージができるかどうかの訓練を行うことで、ディスカッション形式など複数の人数での学習が効果的であると考えます。

求められる力・学習で意識すべきこと

従来通り倫理用語やキーワードを押さえておくことに加え、その知識理解を元に思考・判断する力が問われています。よって、対話形式や議論(思想・考え・立場に対する賛否の検証など)を踏まえ、表出した問題に対しての見解を述べられるまでの力を養成する必要があると思います。

このテストに対応するには

1.ディスカッション形式を意識する

2.教科書の用語説明を単なる用語の理解で終わらせることなく、日常生活においては、どういったシチュエーションで当てはまる用語・事例なのか、また対話文形式で出題された場合、どういった対話で論が展開されてゆくかをイメージしながら教科書の熟読を行う

3.対極の思想を列挙した上でのメリット・デメリットなどの提示を常に意識する 

以上3点に注意しながら学習を進めてください。研伸館マイページを利用しての質問には対応するように努めるので、ディスカッションの設定、正答のない説明や対極の設定が困難な場合、ここで問いかけてみて、来たる共通テストまでに力を蓄えるようにしてください。