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大学入学共通テスト試行調査【化学基礎】

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センター試験とのちがいは?

マーク数は13と、現行センターよりやや少ないですが、従来よりも思考力を必要とする問題が多いほか、リード文の分量も大幅に増えています。そのため、30分で解き切るのは難しく、平均点も50点満点で20点を切るのではないかと考えられます。現行センターで見られなかった問題としては、実験結果から当てはまる成分表のデータを答えさせる問題、教科書に記載のない事項の読み取りを必要とする問題などがあります。また、二次試験などで見られるような、大問が1つのテーマとなっている問題もあります。

特徴的な問題をピックアップ!

日常生活や社会と関連する物質・現象が題材となっているものがいくつか見られました。例えば、実験結果と成分表からミネラルウォーターを同定する問題が出題されました。成分表にはエネルギー、タンパク質など、解答に不要な項目もあり、その判別ができないと解答に時間がかかります。また、教科書に記載のない酸化数の定義を用いて、酸化数を求める問題が出題されましたが、文章の内容が理解できていれば酸化数を知らなくても解答できるようになっていました。計算問題では、割り切れないものや、やや煩雑なものが見られ、「化学」の計算問題よりも面倒なものになっています。

求められる力・学習で意識すべきこと

リード文で与えられた情報をもとに発展的に考えさせる問題が出題されていて、従来よりも高い思考力が問われています。また与えられた文章の中で、必要でない情報を読み飛ばすことも必要なので、正確な知識を伴う「読解力」が求められています。

研伸館はこう対応する!

「長文」の中で、正答を導出するために必要な情報を抽出する訓練が必要となりますので、そのような問題を扱いながら、「どこに注意して読むべきか」などのポイントを説明していきます。また、思考力が問われる問題に対応できるよう、理系の二次試験の対策と同様、高校範囲を逸脱した内容を十分な情報を与えて解かせる問題を用いて思考訓練を行っていきます。