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東大・京大・阪大・神大などへの現役合格生を輩出している研伸館(現役高校生対象大学受験指導塾)が発行している大学受験ガイド

大学入学共通テスト試行調査【化学】

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センター試験とのちがいは?

マーク数は34と、現行センターと大差ないですが、従来よりも思考力を必要とする問題が多いほか、リード文の分量も大幅に増えています。そのため、60分で解き切るのは難しく、平均点も30点台になるのではないかと考えられます。現行センターで見られなかった問題としては、有効数字2桁で各桁の数値をマークさせる問題、教科書に記載のない事項や見慣れないグラフの読み取りを必要とする問題、与えられたデータからグラフを描いて考える問題、見慣れない反応で得られる生成物を教科書の知識に基づいて類推させる問題などがありました。また、二次試験などで見られるような、大問が1つのテーマとなっている問題もありました。問題によっては前の小問の解答を用いる場合もあるため、前の小問を間違えると大幅に失点する可能性があります。

特徴的な問題をピックアップ!

教科書に記載のない反応式における物質を答える問題や、教科書等で扱われない大学レベルの知識を理解したうえで答える問題などが出されました。ただしそれらも、与えられた本文を読み、必要な情報を把握して考察するような問題となっていました。

求められる力・学習で意識すべきこと

①情報を読み取り既得の化学知識と統合する力、 ②観察・実験等の結果を考察・推論する力、③思考する過程で数的処理をする力などが求められます。よって単なる知識の詰め込みではなく、原理や法則を本質的に理解した上で、 知識を関連付けて整理しておく必要があります。

研伸館はこう対応する!

「原理や法則を本質的に理解させる」という点においては、従来通り行っていきます。さらに新テストに向けては、「長文」の中で正答を導出するために必要な情報を抽出する訓練が必須となります。難関大学の二次試験の対策と同様、高校範囲を逸脱した内容を、十分な情報を与えて問題を解かせる思考訓練が必要と考えられますので、そういったことも行っていきます。