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東大・京大・阪大・神大などへの現役合格生を輩出している研伸館(現役高校生対象大学受験指導塾)が発行している大学受験ガイド

大学入学共通テスト試行調査【国語】

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センター試験とのちがいは?

まず、現代文で記述式問題が出題されます。また、従来は原則として大問毎に一つの文章という形式でしたが、試行調査では同じ大問の中に、図表などを含めた複数の題材があり、それらを比較しながら考えさせる設問が目立ちました。さらには小問の中に、「複数の人物が議論をしている場面」が書かれ、その内容を踏まえて解答させる設問もありました。また、現代文の修辞法・漢文の故事成語などの知識を踏まえた出題も目立ちました。

特徴的な問題をピックアップ!

「生きる力」の育成が新指導要領に盛り込まれています。第2問の問6は、その点を踏まえた「実用国語」らしい出題だと言えます。ここでは「ある事例を、規約の文言に当てはめて判断し、解答する」能力が問われています。現代日本の社会における「規約書を読んで同意する」機会の増加に伴う出題とも言えます。今後も読解力に加えて、その読解した内容を踏まえて正しく判断できるかどうかの能力を試す出題が増えてくると予想されます。「批判的思考力」とも連動しているので、低学年からの対策が有効だと考えられます。

求められる力・学習で意識すべきこと

まずは100分で解ききるための速読対策が必要です。具体的には、関連する複数の文章や設問を、素早く比較・考察する対策が必要となるでしょう。また「20~30字程度、40~50字程度、120字程度を記述する問題がそれぞれ1問ずつ出題される予定」と公表されているので、記述式問題の対策をしないといけません。この記述式問題については、段階評価が示されることから、「〇〇大学に受かるためには、この段階までできなければいけない」という段階別の分析もした上で、対策をする必要があります。

研伸館はこう対応する!

根本的な国語力を養成する良文・良問を題材にしつつ、「詩」「法律の条文」「ポスター」といった資料も適宜題材に加えていく予定です。このような資料を使って考察させる出題は、AO入試や推薦入試ですでに行われているものなので、研伸館ではこれらも参考にしながら指導していきます。新試験とはいえ、まずは本質的な読解力を養成することが必須です。それに加えて、適宜「新傾向」の対策をしていきます。