数学は知識・テクニック偏重から思考力を問う出題に
対話形式・複数の解法を考える問題
証明問題や複数の解法がある問題について対話形式で議論が行われており、解決過程を考察する問題が出題されています。問題を解くには長文の「読解力」も必要です。
それに加えて何が問われていて、どのような解法を用いるかといった「思考力」や「判断力」が必要になります。
センター試験のように、「この問題はこの解法」といった安易な暗記や受験テクニックでは対応しにくくなっていることが分かります。
身近にあるもの・定理の証明を題材とした問題
「三角比と階段の蹴上げ・踏面」、「対数ものさし」といった身近にあるものを題材とした出題がありました。現実の事象を数学を用いて表現したり、問題解決の手段として数学を利用するもので、この他にも得られた結果を元の現実の事象に戻してその意味を考えるという問題も出題されています。
また、定理・公式や用語についての探求・考察も出題されており、従来の求値問題からは大きく変わった傾向であると言えます。
研伸館では…
このような分析を元に、講師が作成したオリジナル教材で実力養成を行っていきます。高3生対象の「共通テスト講座」では、共通テストで出題が予想される形式の問題に触れながら、求められる「思考力・判断力・表現力」を身につけていきます。
表層的な知識やテクニックを教えるのではなく、深く理解することでどんな角度から問われても必要な形で知識を取り出し答えられるようになることを心がけ、指導していきます。
また、高1・高2の授業の中でも、「本質的な理解」を通じて、将来共通テストに対応できるようになる力を身につけていきます。